エヌ氏調査報告書蛇足の王様メニュー生首レポ

第9回 メドゥーサの首(2002年1月号/2002.12.15)

 まず枚数から。今回は第1回を除いて最長、31枚です。ページ数は10枚きっちり、柱広告はなし。
 宇佐見彰甚との話が続きます。宇佐見の推理では、元々頭部があるように見せかけたのは川島伊作本人。ドライアイスで偽の頭部を作り、その上からカバーをかけた。伊作の死後、カバーをとって頭部がないことに気がついた江知佳は驚いて、とっさに頭部があったように見せかけて首の部分を薄く糸鋸で切る。そして頭部が持ち去られたという風に偽装した。
 頭部が元々作られていなかった証拠として、宇佐見は綸太郎に江知佳の頭部の雛型(使われていないもの)の写真を見せた。綸太郎はそれで納得して、では事件ははじめからなかったのか、と一時安堵するのだが。
 しかし、写真はあらかじめ撮っておいた可能性はないのか? 第一頭部がないからっていって江知佳が頭部があったように見せかけたりするか? それだと、自分の死にそなえてドライアイスを用意して頭部につける、なんていうよく分からない作業をしなければならないのでは。よしんば、切断されたように見せかけたのが江知佳ではなく、伊作本人だったとしても、偽の頭部を用意した、という辺り、まだまだ納得はいかない。
 頭部がない、ということに関する宇佐見の解釈は面白いと思うし、それはそれでいいのだけれど、だとすれば何もわざわざ綸太郎を呼んでまで説明することではないのではなかろうか。まだ、何か隠されているんだろうな。

 次回、またなにやら起きそうな雲行きなのでそれが楽しみではある。

 あと、今年の総決算でひとまず登場人物紹介と、軽く年表を作る予定。今年中にやりますよって、しばしお待ちを…。
 (だから今回短いという訳ではないけれど、まぁそんなに書くこともないし/苦笑)

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