エヌ氏調査報告書蛇足の王様メニュー生首レポ

第12回 発覚と相似(2002年5月号/2002.04.16)

 今月のカドミス、分厚いですよねぇ。
 で、枚数は21枚、本文7頁。少しだけ増えてます。メフィストにも短編が載ったから、まず上出来かと。
 話としては、死体発見のいきさつが法月親子に知れるまで(あ、そうか貞雄パパは事件のことを初めて知るんですね)の流れ、そして苦悩久能警部が出てきて残された手がかりの指紋など照合結果云々。堂本峻がまたからんでくるんですね。…なんだか、浅見光彦シリーズとかを読んでいるような気にさせられました。まぁつまり進展なし。
 ネタがまたないので年表づくり予備事項でお茶をにごします(苦笑)。綸太郎が事件のことを知ったのは、9月20日午後5時過ぎ。川島敦志の電話から。川島は電話の直後国友と名古屋へ向かう。身元確認のためだ。綸太郎は警視庁の父親の執務室へ行き、事件を報告。そのまま情報収集をはじめる。23時まで粘り一旦帰宅。そして翌21日の午後3時が現在の流れ。
 死亡推定時刻は18日土曜日午後から夜半にかけて。前後の幅があるかもしれない。宅配便は19日日曜日16時20分運送会社の配送センターの受付に持ち込まれた。
 それで、土曜日の午後に堂本のマンションであった中本政夫と名乗るオカマ風の男が、実は堂本だったらしいと気づき、しかもそいつがトートバックを持っていたことから、もしやその中に江知佳の生首が入っているのでは、と綸太郎が慌てます。

 まぁ生首の入っていた箱を止めていたテープから指紋が採集されただけなので、必ずしも堂本本人が殺害犯人だと断定出来るものでもないのでしょうが、重要な参考人であることに違いはないはず。だがしかしそれだけじゃ面白くない、と思っては駄目でしょうか? どうして生首なんかを名古屋に送りつけたか、という謎は依然として残りますが、それにしたって堂本だけじゃねー…主眼が犯人にはないのかもしれませんが、どうなんでしょう。

第13回へ 第11回に戻る

エヌ氏調査報告書蛇足の王様メニュー生首レポ