第11回 手紙と宅配便(2002年4月号/2002.03.15)
前回休載の理由は、頸椎の椎間板ヘルニアだったそうです。体はお大事になさってください…。
枚数は17枚くらい。少ないですが、病み上がりですし話が進んでるし問題なし。
なんといっても今回は死体が出てきましたねっ(不謹慎)。いやぁよかった。これで一歩前進。
章立てとしては、インタルードに入りまして、名古屋へ向かう宇佐見彰甚を追います。9月20日月曜日。その一日前に宇佐見宛に恐喝を臭わせる手紙が届いてます。やばい写真が入っているらしいのだけど、「川島伊作が遺していった置き土産」とか「そこに示された彫刻家の強固な信念」「芸術的評価以前の問題」「あってはならないもの」「ありえないもの」などとぼかされるだけで、どうやら伊作が関わった芸術品であるとか、宇佐見本人のものではないようだということしか分からない。
それはさておいて、名古屋についた宇佐見は打ち合わせの予定が入っている美術館に直行。宅配便は『川島伊作展準備委員会』宛。宇佐見は不審を抱いて人払いをし、荷物をほどくと、そこには江知佳の生首が。どんどん。
いよいよ生首に聞かなければいけなくなってきました。しかし、どうして宇佐見(もとい名古屋)に送りつけたのかしら? それと脅迫らしい手紙も気になります。手紙を出したものと、江知佳の殺害者とは同じなのか。漠然とした印象では違うような気がします。だって江知佳を誘拐したなら殺さなくてもそれをネタにして脅迫したってよさそうじゃないですか。両方とも宇佐見あてなのが気になります。まぁ生首の方は、宇佐見が発見者にならない可能性もあったんだろうけど、すると伊作の遺作が実は頭部を切断されていたことを知らしめたかったのでしょうか。宇佐見は相変わらず隠すつもりだったようですが、そうも言ってられなくなってきたね。どうする、綸太郎?