第9.5回 2001年とりあえず総決算/人物編(2002.01.19)
大幅に遅れまして、登場人物一覧&雑感です。
これをまとめる最中、年表に追記事項が出来ましたので、前回の分もあわせてみてください。
訂正はピンク色部分です。新しいウインドウを開くにはこちらを。
田代周平 綸太郎とは高校での2年後輩で、容子とも顔見知り。地道に活動している広告カメラマンで、芸術写真も撮りつづけていて、今回写真展が行われた。堂本とは顔見知り。
川島江知佳 田代の大ファンだという女の子。結構美人らしい。芯の強そうで、ハキハキした感じが綸太郎好みの様。江知佳自身も写真を勉強している。川島伊作には個人的な思い入れがあるらしい。堂本峻というカメラマンのモデルになったことがある。2、3年前父の知り合いの紹介で声をかけられた。しばらくモデルをしていたが堂本の執拗さに怖くなり、モデルをやめたあともストーカーまがいの行為を受けるなどトラブルがあった様子。
川島敦志 江知佳の叔父。綸太郎とも知り合いの、ベテラン翻訳家。四年前、左眼の網膜剥離の手術を受け、サングラスをよくかけている。結構ヘビースモーカーらしい。
川島伊作 江知佳の父であり敦志の兄である彫刻家。兄弟は昔何か確執があったらしく長い間絶縁状態だったとか。半年ほど前、胃がんが見つかり胃の三分の二を切る大手術をやった。そのころに敦志と仲直りをする。『サングラス事件』の後は、鳴かず飛ばず? スランプに陥ったのは、奥さんに逃げられたせい? 離婚の原因は、奥さんの実の妹に手を出したせい?(妹の夫に浮気がばれて話がこじれて自殺)
宇佐見彰甚 美術評論家。11月に予定している名古屋の美術館での川島伊作回顧展は、宇佐見が企画を立ち上げたもの。伊作の胃がんの手術を担当した執刀医も彼の紹介だそう。葬儀後の田代へのアプローチなどを見ると、抜け目のない、強引なやり口がうかがえる。
国友レイカ 川島伊作の秘書もといアシスタント。伊作が倒れたのを電話で江知佳たちに連絡した。伊作が再婚を考えていた相手でもある。伊作は余命いくばくもないことを彼女だけにはほのめかしていたらしい。江知佳は彼女に対してちょっと複雑な思いを抱いているよう。元はフリーの編集者。30代半ばくらい、女性としては割と大柄で、バレーボール選手を思わせるスタイル。髪も短くカットしている。「万人受けする美人というのとはちがうけれど、てきぱきと機転がきいていて、そばにいるだけで気持ちに張りが出るようなタイプ」。煙草はメンソール。伊作と知り合ったきっかけは、エッセイ集『目の上の炭鉱夫』製作時に編集者として。東欧の美術館を探訪するシリーズ紀行の取材でプラハに行った際、パスポートを盗られたのが二人の接近のきっかけ。
律子 江知佳さんの母親。伊作の代表作「母子像」シリーズのモデル。江知佳が小学校に上がる前に伊作と離婚、単身でアメリカへ。向こうで親しくなった歯医者(各務順一)と結婚ののち、二年くらいで帰国。ただし江知佳には無関心らしい。密葬にも来なかった。でも伊作は亡くなる前、うわごとで律子の名前を呼んでいたらしい。「どうしても確かめたいことがあるんです(江知佳)」
内堀和正 彫刻家。弔辞・故人の恩師にあたり、伊作の葬儀告別式の葬儀委員長。江知佳の通う駒篠美術大学の名誉教授。モダンアートの世界では泣く子も黙る大御所らしい。
各務順一 歯医者らしい。律子(江知佳の実母)の再婚相手。府中市民らしい。各務夫妻と伊作との間の確執については、レイカは口を濁して詳しくは語らない。伊作の告別式に顔を出すが、律子は体調不良のため来なかった。「いくら過去のことでも、水に流すことはできない」。結子が亡くなったことにより、各務のもとには死亡保険金が入り、それで儲かっていなかった歯科医院の借金を返済できたらしい(敦志談)。その残りを資金に、審美歯科を学ぶために渡米した(口実?)。向こうで律子と会う。
堂本峻 江知佳の話によると3、4年前に父の知り合いの紹介で声をかけられて、写真のモデルになったことがあるそう。しかしその後(田代談)江知佳に夢中になりすぎて、果てはストーカーのようにつきまとっていたこともあるらしい。最後には父に打ち明け、しかるべき手を打ってもらい、堂本が撮った写真のネガも回収、1枚残らず焼き捨てたそうな。その後堂本はろくな仕事もせず、強請まがいの写真を撮っているという噂。田代とは顔見知り。最近はヤバイ筋とトラブルを起こして身を隠しているらしい。
秋山房枝 川島家に勤める通いの家政婦。60を越したくらい、小柄でぽっちゃりとした体型だが、動きにはメリハリがある。ハイカラな割烹着を着た、気の良さそうなおばちゃん。週に4日、鶴川の公団アパートより電車とバスを乗り継いで通っている。すると車の免許は持っていないのかな。川島家に職を得てから10年以上のベテラン。
結子 律子の二つ下の妹。口さがない噂話:「大きな声では言えないが、(伊作は)よりによって奥さんの実の妹(結子)に手を出したらしい。それだけならまだしも、妹の方もれっきとした亭主もちで、夫に浮気がばれて話がこじれたあげく、自殺したとかしないとか」。敦志の話では、結子が自殺したのは事実。その時の結子の夫はあの各務順一。つまり、各務は結子が亡くなった後、彼女の姉の律子と再婚したことになる。
山之内さやか 現在新宿の風俗店勤務。堂本と以前、カメラのグラビア雑誌か何かの現場で知り合ったらしい。現在『シティハウス四谷』302号室在住。堂本峻が潜伏していたところ。
飯田 田代曰く、「ライター崩れの何でも屋」「どこにでもいる業界ゴロみたいなやつ」。田代は彼に貸しがあるらしく、そのツテで山之内さやかに連絡をとった。
次に、疑問に思ったこと&読んでいくうちにまとめたくなったことをずらずら上げます。
他にも何かあったような気がするのですが、うだうだ読んでると忘れますね(苦笑)。